トリエのアトリエ

生きるのに疲れた社会不適合者。20代後半の男。

消費税とは?免税って?種類は何があるの?

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普段生活をしている中でモノを買ったり飲食をしたりするときに必ず出てくる消費税。
8%でも高いのに、来年から10%に上がるなんて堪ったもんじゃないですよね…

普段何気なく支払っている消費税ですが、「買い物したら必ずかかる税」
って認識をされている方が多いのではないでしょうか。

実は買い物をした時でも消費税がかからない場合もあるんです。
ということで今回は消費税のについてざっくりまとめてみました。

消費税ってなに?

商品の販売、サービスの提供などの取引に対してかかる(=課税)される間接税です。
間接ってことは直接課税される税もありますが、また別の記事で紹介します。

消費税って何種類あるの?

前述の通り基本的にはモノを買ったりサービスを受けたりしたら基本的には課税されますが、
すべての取引に課税されるわけではありません。
取引の内容によっては課税されない場合があるので、ここではそれらについて解説します。

1.課税取引

国内において事業者が事業として対価を得て行う取引のことを指します。
飲食店であれば料理の提供を受けたり、スーパーであれば商品を買ったら課税されます。

2.非課税取引

国内において事業者が事業として鯛かを得て行う取引でも、 社会的配慮で課税の対象外となるものを指します。
対象は以下の15項目です。

1.土地の譲渡及び貸付
2. 住宅の貸付
3.有価証券、支払い手段などの譲渡
4.貸付金の利子、保険料など
5.郵便切手類、印紙などの譲渡
6.行政手数料など、国際郵便為替など、外国為替取引
7.医療保険各法などの医療
8.社会福祉事業法などに規定する第一種社会福祉事業など
9.第二種社会福祉事業及び社会福祉事業に関する事業
10.一定の学校の授業料、入学検定料
11.入学金、施設設備費、学籍照明など手数料
12.助産
13.埋葬料、火葬料
14.身体障障碍者用物品の譲渡、貸し付けなど
15.教科用図書の譲渡

…何がなんだかって感じですね。
この中で普段の生活の中で関りがあるとしたら、太字の部分くらいじゃないですかね?

3.不課税取引

取引上の性質上、そもそも消費税を課す対象にならないものをいいます。
判定基準は国外取引である、事業として行われていないことです。
結婚式やお葬式の時に渡すご祝儀や香典も事業でなく対価性がないので対象外となります。

4.免税取引

消費税は国内での消費に対して課税されるものなので、
外国にある事業者に対するサービスの提供などを受けたときに
課税されないようにするものを指します。
街で買い物をしていたりすると「免税店」「TAX FREE」って看板を見かけませんか?
免税店は買い物をする外国の人が自国で商品を消費します!って前提で
商品やサービスの提供しているので、課税をしないようになっています。